テレビ看板の利用が広がっている
これはいわば俗語であって、デジタルサイネージというのが正式な名称ではありますが、なかなか実態をうまく言い当てていると言えるかもしれません。
いわばテレビのような看板ということで、その気になってみれば、既に街中に多数の利用が広まっていることに気づくはずです。
より詳細に言えば、テレビのように液晶ディスプレイを用い、そこに内容を映し出すことで看板の役割を持たせているものを指します。
液晶ディスプレイを用いるのですから、単体で見れば金属性とか木製の看板よりはコストがかかることは間違いなさそうです。
また、当たり前のことですが利用には電気も必要になります。
これらは一見するとマイナスには違いありませんが、それでも十分にメリットがあるからこそ広まりつつあるともいえます。
液晶ディスプレイのコストですが、これは一昔前に比べると技術の進歩とか量産化によって相当に安くなっています。
家電量販店とかネットショップで大型サイズのテレビ価格を見てみると驚く人もいるかもしれません。
電気の利用についても、確かに今までの看板はそれ自体は別に電気を必要としませんが、一方で何も対策をしていないと夜には見えなくなってしまいます。
何が言いたいかというと、従前の看板であっても夜間も含めたアピールのためには照明設備を必要としているはずで、テレビ看板になったからと言って突然設備を新しく設けるわけではないということです。